1982年9月17日金曜日

屈斜路湖

温泉が気にいったので今日は停滞することにする。

自転車から荷物をはずして和琴へ観光しに行く。

売店を覗くとおばさんが、「あらら、また一人来た」と言う。

聞くと何日か前から、一人の自転車キャンパーが近くにテントを張っているらしい。早速教えてもらった方に行ってみる。

いたいた。その辺のごみを拾って回っていた。

「久しぶりー」

それは岡山の小田さんだった。僕と別れたあとまっすぐここに来てのんびり過ごしているらしい。

売店のおばさんたちに親切にしてもらっているので、お礼にごみ拾いをしているそうだ。

しばし談笑し、自分のテントに帰る。

途中ジンギスカンの材料を買い込み、昨日から一緒の自転車さんと静かに宴会。そしてまた砂湯の温泉につかり、幸せに就寝。