1982年8月30日月曜日

宿酔

やっぱり宿酔だ。
男性陣は今日は遅い入坑らしいが、もう出勤の準備を始めている。僕は起きることが出来ず、蒲団の上でお礼を言い、別れの挨拶をした。

15時。これ以上迷惑はかけられない。ごはんをご馳走になり、おにぎりを頂いて出発した。

今は皆どうしているだろう。彼等の炭鉱も数年前に廃鉱となった。相変わらず元気でいるんだろうなぁ。本当に有り難う。この旅行の中でも上位にランクされるインパクトのある思い出です。

二日酔いのまま北上。深川市まで走る。町外れのバス停で寝ることにする。
一人になると、この数日の騒ぎがまるで夢のようだ。静かに就寝。さすがに今日はビールは飲めない。